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スマホ連携で愛車の状態を管理!“AI搭載OBD2診断機”がMAXWINから登場
カー用品ブランドMAXWINは、スマートフォンと連携するAI搭載OBD2診断機『OBD2-EDI01』を発売した。
同製品は、自動車の自己診断システムOBD2(On-Board Diagnostics II)を活用し、愛車の状態をリアルタイムで可視化することを目的としている。突然の警告灯点灯に不安を感じる自動車ユーザーや、自身の愛車のコンディションを詳細に把握したいと考えるDIY愛好者を主なターゲットとしている。
目次
MAXWIN『OBD2-EDI01』の基本機能と特徴
『OBD2-EDI01』は、車両のOBD2ポートに接続し、Bluetoothを通じてスマートフォンと連携することで機能するデバイスである。専用アプリ「OBDII AI」を介して、愛車の各種情報を分析し、ユーザーに分かりやすく表示する仕組みだ。最大の特徴は、AIを搭載している点である。35,901件に及ぶ膨大な故障コードデータベースから瞬時に情報を引き出し、トラブル発生時にはその原因や解決に向けたヒントを提供することが可能となる。これにより、専門知識を持たない一般ユーザーでも、愛車の「健康状態」を自宅で手軽にチェックできる。

愛車の状態を多角的に把握する技術的特徴
『OBD2-EDI01』は、愛車のコンディションを詳細に把握し、運転の安全性と快適性を向上させるための多彩な機能を備えている。以下にその主要な特徴を挙げる。
AIによる高度な故障診断と解説
一般的な故障コードは専門用語が多く、その意味を理解することは容易ではない。しかし、『OBD2-EDI01』はAI検索機能を搭載しており、検出された故障コードや関連キーワードを入力するだけで、その原因分析、典型的な症状、さらには具体的な点検手順までをアドバイスする。内蔵された35,901件もの故障コードデータベースは、P(パワートレイン)、B(ボディ)、C(シャシー)、U(ネットワーク)といったあらゆる種類の故障コードに対応しており、ユーザーはまるでプロの整備士が隣にいるかのような感覚で診断結果を得られる。

容易な接続と操作性
本製品の設置は非常に簡便である。車両のOBDIIポートに本体を差し込むだけで接続が完了し、その後Bluetoothでスマートフォンとペアリングする。専用アプリ「OBDII AI」はAndroidおよびiPhone(iOS)の両方に対応しており、日本語表示もサポートされているため、機械操作が苦手なユーザーでも直感的に利用できる設計となっている。

リアルタイムな車両情報表示
走行中に愛車の状態をリアルタイムで「見える化」できる機能は、運転の安心感を高める。データストリーム機能では、速度、エンジン回転数、クーラント液温度、電圧といったエンジンの生データをリアルタイムで確認可能である。また、メーターパネル表示機能により、スマートフォン画面をデジタルメーターパネルとして活用できる。これをUHDヘッドアップディスプレイと組み合わせることで、運転中の視線移動を最小限に抑え、より安全に情報を確認することが期待される。


多角的な愛車健康管理機能
『OBD2-EDI01』は、トラブル発生時だけでなく、日々の愛車の健康状態を維持するためにも貢献する。OBDII診断機能では、故障コードの検出に加え、MIL警告灯(エンジンチェックランプなどの異常を示すランプ)の状態チェックや、問題解決後の故障コード消去も可能である。クイックスキャン機能は、トラブルコード、MIL状態、フリーズフレームなど、OBD2規格に基づいた診断を素早く実行する。さらに、ルート分析機能では、航続距離、瞬間燃費、平均燃費、平均速度など、走行状況をデータ化して確認でき、自身の運転スタイルの見直しにも役立てられる。





バッテリー保護設計
多機能なデバイスでありながら、バッテリー消費への配慮もなされている。『OBD2-EDI01』には電源ON/OFFスイッチが搭載されており、使用しない時はオフにすることで、車両のバッテリー上がりを防ぐことが可能である。これにより、ユーザーは安心して常時接続しておくことができる。

『OBD2-EDI01』が推奨されるユーザー層とコストパフォーマンス
このMAXWIN『OBD2-EDI01』は、特に以下のユーザー層に適していると考えられる。
- 愛車の状態を常に把握しておきたい自動車愛好者: 突然のトラブルに備えたい、あるいは予防的なメンテナンスに関心があるユーザーに最適である。
- DIYで簡単なトラブル解決に挑戦したいユーザー: 専門業者に依頼する前に、自身で原因を特定し、軽微な処置を試みたいと考えるユーザーにとって有用なツールとなる。
- 整備費用を抑えたいユーザー: 故障コードの読み取りや消去といった作業を専門業者に依頼すると費用が発生するが、この一台があればそのコストを削減できる可能性がある。長期的な視点で見れば、非常にコストパフォーマンスの高い投資となり得る。
対応車種は、日本車が2005年以降、アメリカ車が1998年以降、ヨーロッパ車が2002年以降のOBD2機能搭載車である。購入を検討する際は、自身の愛車が対応しているかを確認することが重要である。
購入情報
MAXWINのOBD2診断機『OBD2-EDI01』は、以下のオンラインショップにて購入可能である。
- Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FL6B16YF
- 楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/ukachi/obd2-edi01/
- Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/f-innovation/obd2-edi01.html
まとめ:愛車との「対話」を可能にする新時代の診断ツール
MAXWINのOBD2診断機『OBD2-EDI01』は、単なる車の診断ツールに留まらない。スマートフォンとAIの力を組み合わせることで、これまで専門家でなければ難しかった車両のコンディションチェックを、一般ユーザーが手軽かつ正確に行えるようにする「通訳」であり、「ホームドクター」のような存在である。本製品は、愛車との新たな「対話」を通じて、より安心で快適なカーライフを実現するための有効な選択肢となるだろう。
リリース提供元:昌騰有限会社
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...