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マイバッハ初の2シーターオープン登場!「Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series」販売開始

メルセデス・ベンツ日本合同会社は、メルセデス・マイバッハ初の2シーターオープンモデル「Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series」を2025年10月30日より発売した。

同モデルは、洗練されたデザインと高性能V8ツインターボエンジンを備え、最高級の快適性と静粛性を両立。2種のデザインコンセプトや専用装備を採用し、マイバッハ史上最もスポーティかつラグジュアリーなモデルとして展開される。興味のある方は公式サイトもチェックしてみてはいかがだろうか。

「Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series」を発売

  • マイバッハブランド史上、最もスポーティーな2シーターオープンモデル
  • 2つのデザインコンセプト「レッドアンビエンス」と「ホワイトアンビエンス」を採用
  • マイバッハが誇る最高水準の快適性と静粛性

メルセデス・ベンツ日本合同会社(社長 兼 CEO: ゲルティンガー 剛、本社: 千葉県千葉市)は、メルセデス・マイバッハの新型モデル「Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series」(以下、マイバッハ SL)を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より発売します。

1921年から美しいスタイルと贅を尽くした室内空間による圧倒的な高級感で人々を魅了してきた伝説の名車「マイバッハ」。「究極の洗練されたラグジュアリー」を追求する威厳と風格を備えたブランドとして現代に蘇ったのが、「メルセデス・マイバッハ」です。メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、ゆったりとくつろげる室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用しております。

マイバッハSLは、同ブランド史上、最もスポーティなモデルです。この2シーターオープンモデルは、SLの象徴的なシルエットをマイバッハならではの手法で表現。
洗練された美学と最高の快適性を融合したアスリートのようなプロポーションが、オープンエアクルージングに新たな世界を切り拓きます。熟練したクラフトマンシップ、上質な素材、精緻なデザインディテールなど、マイバッハを特徴づけるすべての要素が、ダイナミックなドライビングエクスペリエンスと融合しています。マイバッハSLは、ブランド哲学に則り、乗員を洗練された空間で包み込み、五感を満たす体験を提供します。

エクステリアデザイン

“MAYBACH“レタリングが目を引くフロントグリルには、マイバッハとして初めてAシェイプの輪郭を採用し、クローム仕上げのピンストライプと相まって、視覚的な重心を大きく下げ、スポーツカーらしいスタイルを演出しています。このフロントグリルおよび“MAYBACH“レタリングは、発光機能を持つイルミネーテッドラジエターグリルとなっており、昼夜を問わず圧倒的な存在感を放ちます。

フロントエプロンのワイドなエアインテークと印象的なクロームトリムは、マイバッハSLのスポーティな性格をさらに強調しており、フロントウインドウフレームもクロームで仕上げられています。また、ヘッドライト内部にあしらわれたローズゴールドのアクセントとマイバッハロゴ、ボンネットマスコット、クロームフィン、専用ボンネットが、マイバッハならではの個性的なフロントマスクを形成しています。

リアエンドは、マイバッハのロゴをあしらったリアコンビネーションランプ、クロームトリム、ルーバーによって上下に二分割されたエグゾーストエンド、ディフューザーを備えたマイバッハ専用デザインの特徴的なリアエプロンが、エレガントな外観を引き締めています。

シート後方にはエアロダイナミクスを追求してデザインされたダブルスクープが配され、オープンモデルならではの個性的なエクステリアを強調しています。ボンネットのクロームフィンとサイドスカートのクロームトリムは、2シーターのスタイリングにエレガントなタッチを加えています。

また、21インチのMAYBACH鍛造ホイールは標準装備の5ホールホイールと、有償オプションのマルチスポークホイールの2つのデザインから選択可能です。

 PixelPaintピクセルペイントプロセスを用いたMAYBACHロゴ入りボンネット(有償オプション)*1
さらにエクスクルーシブ性を高める有償オプション、MAYBACH ロゴ入りボンネットも選択可能です。「オブシディアンブラック(メタリック)」のボンネットに「グラファイトグレー」のマイバッハパターンを施したこのプリントボンネットには非常に複雑な製造工程を要し、一部の作業は職人の手作業で行われます。また、工程の各段階において複雑な技術的要件を満たす必要があり、最高水準の精度が要求されます。

まず、ボンネットにベースコートと 1層目のクリアコートを塗布し、手作業で研磨します。
その後、マイバッハ SL で初採用となる製造プロセス「PixelPaint」を用いてマイバッハパターンがプリントされます。その後さらに2度のクリアコート塗装と手作業による研磨を経て、最終クリアコート仕上げを施します。

合計4層のクリアラッカーと3回の研磨工程により、マイバッハパターンの奥行きが感じられる表情を生み出します。各クリアラッカー層の手作業による研磨には数時間を要し、精密な職人技が求められます。

ドイツ・ジンデルフィンゲン工場において行われている「PixelPaint」は、革新的かつ持続可能性に配慮した製造プロセスです。インクジェットプリンターに着想を得たこの塗装技術は、ボディワークにカスタムパターンやデザインを驚異的な精度で直接施すことを可能とするもので、プリントヘッドには個別に制御可能な1,000個以上のノズルを搭載しています。20~50マイクロメートルという微細なサイズの塗料を、毎秒1,000滴以上の速度で噴射します。

極めて正確な塗布により、スプレーミストの発生を抑制。手間のかかるマスキング作業や複数回の塗装工程が不要となり、廃棄物の削減と排出ガスの低減を実現しています。

*1: 標準仕様はボディカラーに関わらずMAYBACHロゴのないオブシディアンブラック(メタリック)のボンネットとなります。(ボディ同色とはなりません)

 MAYBACHロゴ入りアコースティックソフトトップ

アコースティックソフトトップには、ライトブラックのファブリック素材にアンスラサイトカラーのマイバッハパターンが上品にあしらわれています。この洗練されたアクセントは、ソフトトップを開いたときにも閉じたときにも見ることができます。

また、アルミニウムとスチールによるソフトトップフレームは、SL のモデル名が意味する「スーパーライト」に相応しい軽量構造となっています。ソフトトップは約 15 秒で電動開閉され、時速60kmまで開閉操作が可能です。

 厳選された2つのデザインコンセプト

美しさとスポーティさが融合したマイバッハ SL の魅力を表現するために、厳選された2つのデザインコンセプトを採用しました。

「レッドアンビエンス」は、外装色に「MANUFAKTUR ガーネットレッド(メタリック)」を採用し、内装色の「MANUFAKTUR クリスタルホワイト(ナッパレザー)」とのエレガントなコントラストを生み出しています。マイバッハの新たな2シーターモデルのために専用開発されたボディカラーは、鮮やかで深みのある色彩と独特の奥行き感が特徴となっています。

「ホワイトアンビエンス」は、外装色に「MANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)」を採用し、内装色の「MANUFAKTUR クリスタルホワイト(ナッパレザー)」との統一感を演出しています。

いずれもブラックトーンで仕立てられたボンネット/ソフトトップと外装色のコントラストによって、マイバッハならではの贅沢なツートーンデザインを生み出しています。

※画像は欧州仕様車

インテリアデザイン

上質な素材とクラフトマンシップが融合するマイバッハSLのインテリアには、多数のマイバッハ専用装備を採用しています。コーヒー豆の殻をなめし剤の原料として使用するなど持続可能性に配慮した方法で生産されている「MANUFAKTUR クリスタルホワイト(ナッパレザー)」は、車内全体に輝くような印象を与え、優雅で広々とした雰囲気を創出しています。

シートに施された花びらを思わせるフローラルデザインの刺繍加工は、フロントシートだけでなくリアコンパートメントにも引き継がれ、エンボス加工のマイバッハエンブレムが格調高いアクセントを加えています。

レザーの縫製にまでクラフトマンシップが宿る上質なシート素材が、マイバッハならではの最上級の乗り心地を提供します。また、シルバークロームのインテリアトリムとホワイトカラーのシートバックレストが華やかなコントラストを生み出しています。

コックピットディスプレイとメディアディスプレイには、ローズゴールドを基調としたマイバッハ専用の表示スタイルとスタートアップアニメーションが組み込まれています。

さらに、 本革巻きウッドステアリング、 ステンレスペダル、 イルミネーテッドステップカバーにもマイバッハロゴがあしらわれ、贅沢な空間をひときわ印象的に引き立てています。さらに、17スピーカー/1,220 WのBurmester®ハイエンド 3Dサラウンドサウンドシステムも標準で備わります。

※画像は欧州仕様車

パワートレイン/シャーシ

俊敏かつパワフルなこのオープントップ2シーターは、リラックスしたクルージングにもスポーティなドライビングにも理想的なモデルで、マイバッハならではの高度な快適性と、SL の洗練された走行性能を兼ね備えています。

マイバッハSLのパワートレインには、最高出力430kW(585PS)の4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを採用しています。アクセルペダルの操作に応じてスムーズにシフトする 9G-TRONIC オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、マイバッハらしいダイナミックかつ滑らかな乗り心地を実現しています。また、ソフトエンジンマウントの採用により、静粛性と快適性も高めています。

 DYNAMIC SELECT

マイバッハ専用の走行モード「MAYBACH」モードを備えています。これを選択すると、サスペンションが最も柔らかい設定となり、路面の凹凸を滑らかに吸収することで非常に快適な乗り心地を実現。さらに、エンジンやトランスミッションの動作が静かでスムーズになるように調整され、車内の静粛性が向上します。

他にも、快適性を重視した「COMFORT」モードや、ダイナミクスと感情豊かな走行体験を提供する「SPORT」モードなど、ドライバーの好みに応じた設定が可能となります。

 AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション

標準装備のACTIVE RIDE CONTROLサスペンションは、インテリジェントな油圧制御により、極めて広範囲でのロールレートを実現しており、ロールの動きを瞬時に補正します。

ダンパー油圧システムにはマイバッハ専用バルブを採用し、柔らかいスチール製スプリングと組み合わせることで、サスペンションの挙動がより繊細になります。

これにより、日常走行では片側だけの段差や路面の凹凸も個別に補正されるため、コーナリング半径の違い、直進時および段差乗り越え時の乗り心地を最大限に高めることができます。ダイナミックなコーナリングでは、油圧がキャンバーロスを積極的に低減します。

この技術はフロントアクスルリフトシステムにも活用され、必要に応じてフロントアクスルを約30mm上昇させることで、地下駐車場等への進入などを容易にします。

高度な静粛性

マイバッハSLは様々な遮音対策を包括的に採用することで、最高水準の静粛性を提供します。一例として、遮音対策が施されたアコースティックソフトトップや、遮音材を最大限に使用した専用の排気システムによるエグゾーストサウンドの最適化が挙げられます。

また、快適性を重視したサスペンションセッティングやソフトエンジンマウントによるノイズや振動の減少も、マイバッハならではの高い静粛性に貢献しています。

ラインアップ
メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。

モデルMP*2ステアリングパワートレインメーカー 希望小売価格*3
( )内は消費税抜き車両本体価格
Mercedes-Maybach
SL 680 Monogram Series
(受注生産モデル)
2026014.0L、V型8気筒
ツインターボ
¥36,500,000
(¥33,181,819)

*2: MPとはメルセデス・ベンツ日本にて使用しているモデル識別コードになります。
*3: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。

なお、Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series には、新車購入から 3 年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24 時間ツーリングサポート/地図データ更新*4が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。

さらに、メルセデス・ケア終了後、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」をご用意しています。

*4: 地図データの更新にはデジタルプロダクトのマップアップデートをアクティベーションする必要があります。

マイバッハについて

1921年9月、マイバッハ・モトーレンバウ社のシリーズ生産車第1号となったW 3が発表された瞬間から、1つの伝説が生まれました。4輪ブレーキ(ドイツ車初)や、プラネタリーギアボックスと6気筒エンジンの組み合わせ(1速で全速度域に対応)、豪華なウッドや本革張りの室内など、その設計/デザインは既成概念を打ち破るものでした。このクルマはあたかも走る芸術品のように大衆を魅了しました。しかし、確実に長く継続するには絶えざる進化が求められます。

1961年、ダイムラーがマイバッハ・モトーレンバウ社を買収し、その後2002年になって新時代を開くマイバッハ62を発売しました。シリーズ生産車第1号100周年に当たる2021年、メルセデス・マイバッハは、「メルセデス・マイバッハSクラス」、そしてSUVの「メルセデス・マイバッハGLS」を発表。2024年にマイバッハ初となる電気自動車、「メルセデス・マイバッハEQS SUV」を発表。そして2025年に2シーターオープンモデルの「メルセデス・マイバッハSL」を発表し、ラインアップを拡充しています。

※本プレスリリースに記載されている仕様およびメーカー希望小売価格は、発行日現在の内容です。

リリース提供元:メルセデス・ベンツ日本合同会社

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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