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ランクルの魅力を引き立てる〝ニッポン品質〟のホイール5選!
高い走破性と耐久性を誇る、世界で愛されるランクルシリーズ
「どんな道でも行けて、必ず帰ってこられるクルマ」。そんな哲学を受け継ぎ、1951年の発売以来進化を続けてきたのが、トヨタのランドクルーザーシリーズだ。砂漠や山岳地帯、雪道、ジャングル、戦地といった過酷な環境にあっても、高い走破性と耐久性を持ち、まさに“命を預けられる道具”として絶大な信頼を獲得してきた。 ※2025年現在、ランクルシリーズは、ランクル300を筆頭に、ランクル250、ランクル70という3車種が発売されている。
そんなランクルシリーズの魅力をさらに引き出すならば、足元を支えるホイールにもこだわりたい。オススメしたいのが、高い安全性と耐久性、そしてタフなランクルのスタイリングにマッチするデザインを兼ね備えたホイールブランド、MIDホイールズの「NITRO POWER(ナイトロパワー)」シリーズだ。なかでも、ランクルとの相性が抜群な5モデルを厳選!それぞれのモデルの魅力にグッと迫ってみたい!
目次
“ニッポン品質の安全”を貫くMIDホイールズが生み出したナイトロシリーズ

MIDホイールズといえば、“ニッポン品質の安全”を徹底して貫くブランドだ。国が定めたホイールの技術基準(JWL)、さらに第三者機関による確認試験に基づいたVIA登録に加え、設計・デザイン、製造工程、品質管理と、ホイールづくりに関するすべてを、日本のトップエンジニアがチェック。全製品のVIA推奨基準より10〜20%高い強度テストを自らの手で行うことで、ホイールの安全性を徹底している。
ナイトロパワーは、そんなMIDホイールズがプロデュースしたSUV/4WD車に向けたオフロードホイールシリーズ。アメリカンSUVスタイルをルーツに、ビードロック調のリムやピアスボルトなど、無骨でヘビーデューティな意匠を持ちながら、街乗りでも映える洗練されたデザインが特徴だ。もちろん、MIDホイールズならではの高い安全性を兼ね備えており、ビジュアルと機能性の両面でランクルの魅力を引き出してくれる。
極太7スポーク×シューティングホールによるタフさ際立つ「M7ファランクス」

まず注目したいのが、ナイトロパワーの新作モデルとなる、「M7 PHALANX(ファランクス)」と「M62 TOMAHAWK(トマホーク)」だ。
M7ファランクスは、インナーとアウターで2つのデザインを持つアメリカンヘビーデューティなモデルだ。インナー側にはカタマリ感のある7本ショートスポークを、アウター側には撃ち抜いたかのように開けられた12ホール(シューティングホール)をレイアウト。ナットホールからインナーディスクを立ち上げ、アウターディスクでリムに向かって一気に落とし込むという圧倒的な凹凸感が、ディスクにタフさと重量感を与えている。


リムには、シンプルなビードロックデザイン※を採用。リム手前の落とし込みから立ち上がる形状により、ディスクにメリハリを加えている。センターパートのアイキャッチが、カービングディテールだ。落とし込んだナットホールから立ち上がったセンターサークルにより、さらなる立体感を演出し、表情のあるディスクデザインを手に入れている。
サイズは14〜18インチを設定し、ランクルシリーズに向けて、「17×7.5J +45」「18×8.0J +55」を用意する。カラーリングは、バレルブラック、マットブロンズ/リムブラックをラインアップ。
研ぎ澄ました2×6クロススポークが強靱さを際立てる「M62トマホーク」

M62トマホークも、ナイトロパワーの2025モデルとして新登場したモデル。力強くクロスする2×6スポークに対し、細部を研ぎ澄ますことでヘビーデューティなムードに仕上げている。特筆すべきは、6H専用設計であること。ナットホール面からスポークサイドの落とし込みを組み合わせることで、立体的かつスッキリとした足長感を手に入れている。

スポークがクロスするポイントで角度を変えて伸びるリムオーバーデザインにより、大口径感を高めているのもポイント。さらにリムとそこから落とし込んだ部分を削り出すことで、ギア感を高めている。大胆さと繊細さを兼ね備えた最新のナイトロパワーM62トマホークが、オフロードのみならず街乗りまで、ランクルを強靱かつスタイリッシュに仕立ててくれる。
サイズは、17/18/20インチを設定。すべて6H/P.C.D.139.7という設定のため、スタイルによりセレクトできるのがいい。カラーリングはバレルブラック1色のみ。
コンケーブするツインエイトスポークが躍動感を高める「M16アサルト」

スポーティなツインエイトスポークデザインが特徴の「ナイトロパワーM16アサルト」。シンプルなスポークデザインをベースとしながら、無骨な意匠を各部に取り込んでいる。切り落としたかのようにくり抜いたツインスポークは、落とし込んだナットホールまわりから立ち上がり、リムに向かってコンケーブ※することで、アグレッシブさを演出。そこに深みのあるリム形状を合わせることで、さらなる立体感を獲得している。


リムにはビードロック風デザインを採用せずに、厚みを持たせたデザインを採用。他のナイトロパワーシリーズのモデルとは一線を画すリム形状で、スポーツホイールを思わせる軽量感と剛性感を手に入れている。センターパートに掘られたナイトロパワーの刻印もアイキャッチ。強靱かつ軽量なデザインにより、ランクルのスポーティさを際立たせてくれるはずだ。
サイズは15/16/17インチを設定。カラーリングは、スティールクリアとセミグロスブラックを用意する。
重厚かつタフなミリタリースタイルをカタチにした極太6スポーク「M6カービン」

圧倒的な迫力を放つ極太6スポークデザインを持つ「ナイトロパワーM6カービン」。「CARBINE(カービン)」とは短銃身ライフルという意味。太さを変えずに伸びる6スポークを力強く見せるのが、テーパー面を大きくとったスポーク形状。加えてセンターへと落ち込む造形により、力強さと無骨さを高めている。


外周部にはフラットピアスボルトを装着。リムにはあえてシンプルな形状を採用することで、よりピアスボルトの存在感が際立っている。一般的なビードロック風デザインとは違う、独自な〝無骨でタフなスタイル〟=〝ラギッドスタイル〟がいい。付属するNITRO POWERステッカーをリムにプラスすれば、さらにヘビーデューティ感が高まるはず。タフで力強い走りを求めるランクルユーザーにオススメしたい1本だ。
カラーは、ホワイトレタータイヤに負けない武骨感のあるガンブラックに、立体感を増幅し上質な仕立てのダークブロンズ(14〜16インチのみ)を用意。サイズは14〜17インチを設定する。
ミリタリー度数マックスな12ホールディッシュホイール「H12ショットガン」

ナイトロパワーらしいミリタリーテイスト全開の12ホールディッシュホイールが、「ナイトロパワーH12ショットガン」だ。ナットホールから立ち上がり、一気に角度を上げていくコンケーブディスクに、12コのホールを配置。ホールの切り口に段差を設けることで、見る角度による表情が大きく変わるのが特徴だ。一段落とした外周に備えたピアスボルトに合わせ、リムに切り欠きを加えることで、ミリタリー感をさらに増幅する。


ディスクのアイキャッチになっているのが、センター部に彫り込まれたブランドネームの刻印だ。そのブランドネームのフォントは、軍用のコンテナや戦闘機、軍用車などにステンシルシートでマーキングされる文字を彷彿とさせ、製造技術の限界まで精密に造形されたもの。力強いゴツゴツした造形のラギッド感たっぷりなセンターキャップと合わせ、ミリタリー感を高めている。力強さと立体感のある個性的なディスクデザインは、ゴツゴツとしたオフロードタイヤとの相性も抜群だ。
サイズは14〜17インチを設定。カラーは、バレルブラック、ブラッククリア/マシニングが標準となっている。ブラッククリア/マシニングは、ブラック塗装後にディスク表面とリムフランジを切削しさらにブラッククリアを塗布した、メリハリのあるスタイリングが特徴。
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ランクルにマッチするデザイン、カラー、サイズ、そしてリーズナブルなプライスは必見!

高い走破性と耐久性を兼ね備え、国内外を問わず、絶大な支持を集めるトヨタのランクルシリーズ。そんな本格オフロード車に対し、ナイトロパワーからオフロードテイスト漂う無骨でタフなラギッド感あふれるデザインとカラーリングに、ランクルシリーズにジャストなサイズのモデルを多数ラインアップ!16インチであれば4万円代〜というプライスも必見だ。目指すランクルにマッチする極上の1本を見つけ出してほしい!
(編集協力:マルカサービス株式会社)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...