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【車中泊体験談】飲酒運転防止に!770円の「アルコールチェッカー」を試してみた

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です



車中泊でもお酒、楽しんでいますか?筆者はよく飲みます。

キャンピングカーでの晩酌は楽しいのですが、翌朝出発するときに、体内にアルコールが残っているのでは?と不安になることも。

そんな心配を解決するため、みつけたのがダイソーの「アルコールチェッカー」で税込770円とリーズナブルなので、早速導入してみました。

車中泊の翌日アルコールの影響が完全に消えているか気になる

わが家のキャンピングカースタイル

RVパークや道の駅で仮眠をとることが多い筆者。車中泊の翌日にアルコールの影響が完全に消えているかは、とても気になります。

北海道千歳市に住んでいる筆者は、妻と幼い長男と3人のときは、カムロードベースのキャブコンであるヨセミテ・スポーツで車中泊で1カ月近くかけて、北海道一周などを楽しんでいました。

現在は、長男が4歳になり、次男も誕生。

保育園などの予定もあり、旅のスタイルは「週末に1泊2日」が中心に。

本格的なキャンプというよりも、家族全員が温泉好きなので、道の駅と併設、もしくは隣接する温泉施設を探して、温泉と地元グルメを堪能し、そのままキャンピングカーで車中泊といったライトなクルマ旅を楽しんでいます。

最近では、年々減っているという地方の公営プールに、4歳の長男と泳ぎに行くのが新しい楽しみ方に。

とくに温泉とプール、さらに道の駅までいっしょになった施設を探しては、泳ぎに行っています。

といっても、息子のプールに付き合うだけですが、このあたりは、とてもリーズナブルでおもしろいので、また別途紹介したいと思います。

晩酌は旅の楽しみ!でも・・・

100円ショップ・ダイソーの商品としては高価ですが、アルコールチェッカーが770円で手に入るなんて、ちょっとびっくりです。

筆者はほかのメディアでお酒に関する記事を書くほど、お酒が好きです。

そのため、キャンピングカーでの車中泊中も、高確率で晩酌をしています。

小さい子どもがいるため、ゆっくりと外食が楽しめないということもあるのですが、地元のスーパーなどで調達してきた50%割引などの刺身やお惣菜などをおつまみに、キャンピングカーで晩酌をするのが最高のひとときです。

ただし、安全運転には十分気を使っています。

翌日は十分に睡眠や休憩をとった後に出発。

しかし、それでも体内にアルコールの影響が残っているのでは?と不安になることもあります。

ダイソーでわずか770円で手に入る「アルコールチェッカー」

パッケージを開けると「アルコールチェッカー」本体とストラップ、さらに取扱説明書が入っています。使用条件などが詳細に記載されているので、しっかり読んでおきたい。

そんなとき、100円ショップ好きの筆者がダイソーでみつけたのが「アルコールチェッカー」(税込770円)。

キャンピングカー内で晩酌を楽しんで、翌日出発する際に体内にアルコールが残っていたら、当然ですが、酒気帯び運転になってしまいます。

酒気帯び運転の行政処分の詳細については、警察庁のWEBサイトなどを確認いただくのが確実ですが、呼気中アルコール濃度0.25mg/L以上で免許取り消し(欠格期間が2年)となります。

呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上0.25mg/L未満でも免許停止90日間です。

筆者はお酒好きゆえに、なおさら飲酒運転や、酒気帯び運転はしたくありません。

ダイソーの「アルコールチェッカー」は簡易型であくまで「目安」ですが、出発前に呼気中のアルコールがゼロであることを確認するだけでも、非常に安心できます。

わずか税込770円で安心が手に入るなら、車中泊で晩酌を楽しむすべての人に使ってほしいアイテムといえるでしょう。

クルマ旅の途中にあるダイソーに寄って、手に入れるのもありだと思います。

実際にキャンピングカー旅で使ってみた!アルコールチェッカーの実力

この日のお酒はサッポロ クラシックとSTOROMG ZERO。おつまみはお惣菜と乾物が中心でした。個人的には、これで結構満足。

当日の飲酒時間と飲酒量は?

ダイソーで購入した770円の「アルコールチェッカー」の実力を確かめるべく、実際にキャンピングカーで使用してみました。

この日、飲んだアルコールは、缶ビール350mlが1本とアルコール度9%のストロング系缶酎ハイ350mlが1本です。

夕方の18時から飲みはじめて、19時頃には飲み終えており、飲酒時間は約1時間。

呼気アルコールを測定してみた

飲み終わってから20分後に測定してみたところ、結果は0.25mg/L。

当然ですが、とても運転などできる数値ではありません。

さらに2時間後に再び測定したところ、なんと0.00mg/L。

筆者の場合、わずか2時間で呼気からアルコールは検出されなくなりました。

6時間後にはアルコールの影響はゼロに

お酒を飲んでから約2時間で、結果は0.00mg/Lだったので、睡眠をとった約6時間後には、当たり前ですが呼気のアルコールは0.00mg/Lでした。

アルコール摂取から約2時間後、「アルコールチェッカー」を使っても呼気アルコールは検出されなかった筆者。

当然、ひと眠りした6時間後には、アルコールの影響はまったく検出されませんでした。

当然といえば、当然なのですが、数値でしっかりと確認するととても安心です。

アルコールの分解は人それぞれ

さすがに2時間でアルコールが検出されなくなったことを不審に思い、調べてみると、アルコールの分解速度は個人差が非常に大きく、500ml程度のビールであれば2時間で、検出されなくなる人も少なくないとのこと。

また、今回使用したアルコールチェッカーの機種による感度の違いや個体差によって、数値に誤差が出る可能性もあるようです。

どちらにしてもダイソーの「アルコールチェッカー」の数値は、あくまでも目安なので、しっかりと睡眠や休憩をとった後に数値でも確認する程度で考えることをおすすめします。

「アルコールチェッカー」の使い方はとても簡単

ダイソーの「アルコールチェッカー」には「POWER」と表記された「電源ボタン」が1つあるだけです。当然、操作も非常に簡単になっています。

測定操作は電源ボタンを押すだけ

ダイソーの「アルコールチェッカー」は非常にシンプルな操作設計です。

必要なのは、たったひとつのボタン「電源ボタン」だけ。

操作1

「電源ボタン」を約1秒間長押しすると液晶モニターに「予熱」と「15」のカウントダウンが表示されます。

約15秒のカウントダウンは測定準備動作のために必要な時間なので、そのまま待機します。

操作2

「予熱」が終わると、表示が「呼気」と「10」秒のカウントダウンに変わります。

この約10秒の間に「アルコールチェッカー」のセンサーに向かって3〜5秒ほどしっかり息を吹きかけると計測は終了です。

結果

カウントダウンが終了後、液晶モニターに測定結果が表示されます。

測定結果を表示すると、約10秒で自動で電源がオフになります。

使用時の注意点

使用時の注意点としては、単4形乾電池2本で駆動しますが、乾電池は必ずアルカリ乾電池を使うこと。

また「アルコールチェッカー」に使用されている半導体ガスセンサーは約1,000回の使用で寿命となり、「SENSOR」または「OVER」と表示されます。

しっかりと数値で確認すると、とても安心

幼い子どもたちといっしょなので、夜は早く、朝もまだ太陽の低い時間帯から活動することが多いのです。しっかり「アルコールチェッカー」を活用したいです。

幼い子どもたちといっしょなので、夜は早く、朝もまだ太陽の低い時間帯から活動することが多いのです。

しっかり「アルコールチェッカー」を活用したいです。

時間に縛られないクルマ旅だからこそ、きちんと測定したい

実際にキャンピングカーで晩酌した夜。

しっかりと休憩と睡眠をとった翌朝、ダイソーの「アルコールチェッカー」で数値を測定したところ、数値はきちんとゼロを示していました。

この数値を確認できたことで、安心しました。

たとえ呼気アルコール濃度が酒気帯び運転の基準値以下であったとしても、アルコールが検出されるうちは出発したくないとも強く思いました。

キャンピングカーなどでの車中泊の良さは、「時間に縛られず自由に旅行ができる」ことです。

朝の出発が何時になろうと、自由にスケジュールが調整できます。

電源長押し、約15秒の「予熱」、約10秒の「呼気」、「結果」表示から約10秒で電源が切れるので、1回の測定は約40秒程度で終了します。

ということは、測定結果で微量のアルコールが検出された場合、あえて出発を遅らせて、近くを散策したり、ゆったりと朝ご飯を楽しんだりして、完全にアルコールが抜けるまで待てばいいわけです。

「アルコールチェッカー」を導入する前は、「◯時間経っているから大丈夫」といった経験則で出発していましたが、今ではしっかり数値を確認してから出発するように。

ダイソーの「アルコールチェッカー」は税込770円と本当にリーズナブルなので、クルマ旅でアルコールを楽しむすべての人にぜひ導入してほしいセルフチェックアイテムにです。

まだ持っていない方は、ぜひ導入を検討してみてはどうでしょうか。

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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